超有名曲なのに出処が違う?ビゼー:「アルルの女」第二組曲

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誰もが聴いたことがあると思われる「アルルの女」のメヌエット。ところがそれは実は「アルルの女」の曲ではなかった?なぜこんな珍妙なことが起きたのか?

とにもかくにも思いっきり賑やかな幕切れで私たちを活気づけてくれるこの戯曲。実は悲劇だったってご存知でした?

小澤征爾の指揮で

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まだ休みボケ?元気を出してさあ行こう。モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」

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気候も落ち着かないし、なんとなく気力の入らない今日この頃(私だけ?)。この曲で目一杯元気を出していきましょう。比較的短いこのモーツァルトの交響曲ですが、すべての楽章が長調で書かれています。明るい気分に浸れること間違いなしでしょう。

アバドの指揮で。冒頭からはじけています。

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スティーブ・ライヒの世界-その6。複雑化する和声。ライヒ:「スリー・ムーブメンツ」

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年代を追って紹介しているわけではないのですが、ハーモニーが比較的複雑で、不協和音とはいかないまでも、どちらかというと短調に傾いている時期の作品です。タイトルの通り三つの楽章からなります。リズムは比較的単純で、一連の「フェーズ」シリーズのように少しずつ少しずつずれていくということはなく、特にこの作品では全体が一斉にリズムを変えていく体を成しています。

第1楽章

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時代に先んじ過ぎた?ショスタコーヴィチ:交響曲第4番

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ショスタコーヴィチといえば代表曲は第5番。当然それ以前に発表された曲と考えるのが普通ですが、作曲されたのは1936年ころと思われるのに初演は1961年。なんと25年ほども後のことなのです。第5番の初演が1937年ですから、いかに発表が遅れたかがわかります。

実はショスタコーヴィチは1936年に発表したオペラとバレエでソビエト当局の批判を受けて非常に危険な立場にいました。おそらく独裁者のお気に召さなかったのだと思います(ソルジェニーツィンの著作の中で、独裁者が「第5番」を聴きながら心の中で快哉を叫ぶシーンがあります。心の中なのであくまでもフィクションなのでしょうが、まさに作曲者の首がつながった瞬間です)。当時のソビエトではこんなことで粛清されてしまうことが珍しいことではなかったのです。欧米の影響を受けていると判断されただけでも批判の槍玉にあがります。ショスタコーヴィチは何とリハーサルまで終わっていたこの曲の楽譜を回収し、初演を断念します。身の危険を感じたからでしょう。さて一体どんな音楽だったのでしょうか?134名の大所帯です(彼の最大規模)。

狂ったように疾駆するフーガ(フガート)。これでも指定のテンポより遅いらしい。

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交響曲再入門。モーツァルト:交響曲第41番

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「ジュピター」の愛称で知られているモーツァルト最後の交響曲です。この愛称はかなり早い時期からあったようですがモーツァルト自身によるものではなく、内容とは直接の関係はありません。
なぜ「再」入門なのか?入門ということでドボルザーク「新世界より」を取り上げましたが、それは何か単純だからとか、簡素だからとか、そういったことではなく、交響曲というものの概要を知るのに適しているのはどの曲だろうかと考えて選びました。
モーツァルトの第41番は聴きやすく、耳なじみが良く、簡素に書かれているようですが、実際には高度な作曲技法が駆使されているのだ・・・そうです。それでいて、すっと入ってくる。少し長めに感じるかもしれませんが、交響曲の一つの極北といっても過言ではないでしょう。改めて新たな耳で再入門、というわけです。
ナクソスより。終楽章。

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