初稿 2016年11月17日
元気が欲しい時どんな曲を聴きますか?こちらは元気が出ること間違いなしの、バレエのためにコンピレーションされたアルバムです。
再びアメリカ音楽で、今回も基本、CDのご紹介になります。これはちょっと異色。作曲者自身が自作からいいとこどりで選んだ曲を、バレエ組曲としてまとめた作品です。フィリップ・グラスはテリー・ライリー、スティーブ・ライヒと並ぶミニマルミュージックの大御所です(他にもいるのですがこの三人は傾向が似ています)。初めて聴く人のなかには、同じところをぐるぐる回っていて頭が変になりそうと感じる向きもあるようですが、好き好きなのでしょう。この三人はそれぞれの個性も強いですし、時とともに作風も変化しています。今回お勧めのCDはこんな感じの出だしです。静かに始まります。