感極まれり!スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」

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スクリャービンというとピアノ曲ではちょっと不気味なイメージがあって、私は苦手と言いますか、全く受け付けないのですけれど、いくつかの交響曲は聴く価値があると思っています。

第4番の交響曲は、ただ単に「法悦の詩」と呼ばれることが多いです。
英語に訳すと「Poem of ecstasy」となり、意味を取り違えている人もいるかもしれませんが、大変まじめな曲です。
聴く人が自由に理解して構わないと思いますが、私にとっては紆余曲折を経て「歓喜」へと続く一大スペクタクルです。

ヘッドフォンポンポンと何ヵ所か聞いてみてください。フィナーレの部分も。

交響曲ですが単一楽章で書かれています。非常に静かにささやくように曲は始まります。盛り上がるかと思えばまた静まり返り、その都度何かを呼び覚まそうとするようなトランペットの響きが印象的です。逆に抑制しようとするのはクラリネットの音色でしょうか。いったん最高潮に達した後、一瞬の静寂が訪れ、最後は最強奏へ一直線にクレッシェンドしていきます。気分爽快この上なしです。

若いころにエリアフ・インバルの指揮の演奏をFMで聞いたのですが、最後の盛り上がりで不可思議な和音が鳴っていた(特にピッコロ)ので、これが彼のトレードマークの「神秘和音」というのかなとずっと思っていました。でもスコアを見たときにはごく単純な和音でした。結局あまりのフォルテシモのために音が上ずっていただけだったようです。笑い話ですね。

私がお勧めしたいのはスヴェトラーノフがロシア国立交響楽団を振ったアルバムです。交響曲2番も入っていて非常に古典的な感じがしたので驚きました。どちらも迫力満点です。

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Scriabin: Symphony No.2, No.4 “Poem of ecstasy”
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それ以外では、ボックスセットになり、オーマンディのセットが枚数(12枚!)のわりに激安です。
ムラヴィンスキーも5枚セットとしては安いです。録音は古いです。デジタル配信で聞いたことがあるのですがCDと同じ録音かどうかは確認できませんでした。一応リンクは載せておきますね。オーマンディの演奏では聞いたことがありません。あしからず。

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全滅ですね。良い演奏がどんどん廃盤になってしまうのはなんだか悲しいですね。

何もないというわけにもいきませんので、手堅いところを二つほど。


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スクリャービンの交響曲プロジェクトの第一弾。珍しくロンドン響です。ライブです。


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面白い曲目の取り合わせですが何か説得力があります。”クラシック・マスターズシリーズ”よりの一枚。

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