楽しい夢を見たいなら。チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」

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誰もがどこかで耳にしているはずの超メジャーな名曲。特に「白戸家」のおかげで「葦笛の踊り」は聴いたことがない人はいないのではないでしょうか?ですが、バレエのストーリーとなるとこれが存外知られていないようです。「白鳥の湖」とか「眠れる森の美女」など他のバレエはすぐに筋立てが思い浮かぶのですが。というのも二幕からなるこのバレエ、組曲版は第二幕から取られている部分が多く、そこにはストーリー性がないからなんです。では、いったいどんな話なのかというと…。

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ほら吹き男の冒険!コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」

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楽しい気分を味わいたいならお勧めです。もともとは歌劇的なものでしたが演奏機会は少なく、こちらの組曲は時々取り上げられます。中にはまじめな曲も入っていますが全体としては、はじけた楽しい組曲です。コダーイはバルトークと並び称されるハンガリー音楽の研究者ですが、バルトークよりも研究者としての側面の方が大きいように思われます。

第2曲:ウィーンの音楽時計

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超有名曲なのに出処が違う?ビゼー:「アルルの女」第二組曲

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誰もが聴いたことがあると思われる「アルルの女」のメヌエット。ところがそれは実は「アルルの女」の曲ではなかった?なぜこんな珍妙なことが起きたのか?

とにもかくにも思いっきり賑やかな幕切れで私たちを活気づけてくれるこの戯曲。実は悲劇だったってご存知でした?

小澤征爾の指揮で

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まだ休みボケ?元気を出してさあ行こう。モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」

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気候も落ち着かないし、なんとなく気力の入らない今日この頃(私だけ?)。この曲で目一杯元気を出していきましょう。比較的短いこのモーツァルトの交響曲ですが、すべての楽章が長調で書かれています。明るい気分に浸れること間違いなしでしょう。

アバドの指揮で。冒頭からはじけています。

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時代に先んじ過ぎた?ショスタコーヴィチ:交響曲第4番

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ショスタコーヴィチといえば代表曲は第5番。当然それ以前に発表された曲と考えるのが普通ですが、作曲されたのは1936年ころと思われるのに初演は1961年。なんと25年ほども後のことなのです。第5番の初演が1937年ですから、いかに発表が遅れたかがわかります。

実はショスタコーヴィチは1936年に発表したオペラとバレエでソビエト当局の批判を受けて非常に危険な立場にいました。おそらく独裁者のお気に召さなかったのだと思います(ソルジェニーツィンの著作の中で、独裁者が「第5番」を聴きながら心の中で快哉を叫ぶシーンがあります。心の中なのであくまでもフィクションなのでしょうが、まさに作曲者の首がつながった瞬間です)。当時のソビエトではこんなことで粛清されてしまうことが珍しいことではなかったのです。欧米の影響を受けていると判断されただけでも批判の槍玉にあがります。ショスタコーヴィチは何とリハーサルまで終わっていたこの曲の楽譜を回収し、初演を断念します。身の危険を感じたからでしょう。さて一体どんな音楽だったのでしょうか?134名の大所帯です(彼の最大規模)。

狂ったように疾駆するフーガ(フガート)。これでも指定のテンポより遅いらしい。

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