精神集中

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クラシック

風の音を聴くように、波の音を聴くように。 デュティユー:メタボール

1. 楽曲の背景と魅力アンリ・デュティユー(1916-2013)は、20世紀フランスを代表する作曲家の一人です。ドビュッシーやラヴェルが築き上げたフランス音楽の豊かな伝統を受け継ぎつつ、現代的な響きと精緻なオーケストレーションを融合させ、独...
現代音楽

音を楽しむ、それが音楽。そしてそこに静寂も。武満徹:地平線のドーリア

日頃より「名曲名盤.net」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。今回紹介しますのは、日本の現代音楽が世界に誇る巨匠、武満徹が遺した珠玉の作品「地平線のドーリア」です。聴き手の意識を静かに深淵へと誘うこの作品は、まさに精神を集中させ、...
現代音楽

鳥の鳴き声が音楽に聞こえてきます。メシアン : ニワムシクイ

1. 楽曲の背景と魅力「自然は芸術を模倣する」という言葉があります。絵画が外界の風景に対する新しい視力をもたらすように、音楽もまた、私たちの身の回りにある音に対する聴覚を刺激して、新たな体験を生み出させることができます。一方、カッコウを例に...
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クラシック

天才の最後から二番目の交響曲。その解釈をめぐって。テーマは「悲・喜」?「悲哀」? モーツァルト:交響曲第40番

初稿 2017/08/07「名曲名盤」という割にはマニアックな曲目に偏っているとの見方もあるこのサイト。ここらあたりで間違いのない名曲、モーツァルトの交響曲第40番にスポット・ライトを当ててみたいと思います(先回登場時は39番との比較でした...
クラシック

夜の静寂をやさしく包み込む。レスピーギ:「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲

今年はいきなり秋がやってきました。秋は意外と雨の多い季節。夜の静寂をいささか執拗に打ち叩くように雨音が聞こえてくるのも、時には風情があります。何かと気ぜわしい生活の中で、心落ち着く良い響きです。今回紹介するのは同じように、騒ぎ立つ心を鎮めて...
現代音楽

スティーブ・ライヒの世界-その7。光を探し求めて。ライヒ:「砂漠の音楽」

だんだんと陽が短くなり始め、肌寒い日もでてきました。あんなに夏の暑さに苦しめられたのに、やはり寒くて暗いのは苦手だなぁと勝手なことを思ったりします。そんな中、苦悩の内に一筋の光が差してくるような音楽を一曲。ライヒ(そろそろ正しい発音、ライク...
クラシック

ピアノの様々な技巧を楽しむ。ショパン:エチュード 作品10

練習曲なのに癒される。癒されるというより高揚させられるといった方が正確かも。エチュード、つまりピアノの練習曲なわけですが、たいへん聴きごたえがありレコーディングも活発に行われています。ショパンの書簡によるとこの曲集は「画期的な練習曲」として...
現代音楽

集中力を高めよう。シェーンベルク:「管弦楽のための5つの小品」

今回は、時代は前世紀初めのものですが、内容的には現代音楽に分類します。とはいえ、ハチャメチャに大騒ぎをしたり気をてらったりしたものではありません。この曲を聴くと非常に集中力が研ぎ澄まされる気がします。シェーンベルクは、12音技法(12の音程...
現代音楽

スティーブ・ライヒの世界-その6。複雑化する和声。ライヒ:「スリー・ムーブメンツ」

年代を追って紹介しているわけではないのですが、ハーモニーが比較的複雑で、不協和音とはいかないまでも、どちらかというと短調に傾いている時期の作品です。タイトルの通り三つの楽章からなります。リズムは比較的単純で、一連の「フェーズ」シリーズのよう...
クラシック

時代に先んじ過ぎた?ショスタコーヴィチ:交響曲第4番

ショスタコーヴィチといえば代表曲は第5番。当然それ以前に発表された曲と考えるのが普通ですが、作曲されたのは1936年ころと思われるのに初演は1961年。なんと25年ほども後のことなのです。第5番の初演が1937年ですから、いかに発表が遅れた...
クラシック

何かが、何かが、何かが迫ってくる。マルティヌー:2つの弦楽オーケストラ、ピアノとティンパニのための二重協奏曲

実のところそれほど聴きこんできた曲ではありません。でもどこかで聴いていて、最近になって曲名がわかりました。そしてはまってしまいました。マルティヌーは軽い曲も書いていて、「キッチン騒動」とか、軽妙洒脱なイメージを持っていました。フランスかな?...
現代音楽

音楽って何だ!武満徹とお友達。クセナキス:「テルレテクトール」

今回はまた現代音楽です。というともう聴く気がない方もおられるかもしれませんが、以前に紹介した「ノモス・ガンマ」によく似た演奏形態で、はるかに耳当たりの良い曲です。といっても、それほど轟音ではないという程度ですが。静謐な音楽で知られる武満徹と...
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