今回もタイトルに相反してCDの紹介をさせていただきます。心を和ませるのに良いCDです。
奏者はしばらく前から頭角を現してきたギタリスト、朴葵姫(パク・キュヒ)です。まだ若いですがそれだけフレッシュな演奏を聴かせてくれます。
他にもスパニッシュな曲がたくさん収められていて、多くはこのような癒し系となっています。
ギターの音色はとても温かく心を和ませます。「スペインの旅」と題するこのCDでは気に入ってもらえると思える曲が満載です.
「涙」は、私が徹夜で卒論を書いていた昔、NHK-FMが早朝の試験電波で流していた曲(何故かエンドレス)ですが、それも懐かしい思い出です。今は試験電波は何を流しているのでしょう、最近聞いていないので知りませんが。
この中でも「マリアの息子」(何故か日本では「聖母の御子」と呼ばれますが民謡です)や、「アルハンブラの思い出」などの癒し系が多く含まれています。リラックス、リフレッシュに最適です。出だしこそ「粉屋の踊り」で、勢いのある曲ですが。
ショップの説明を見ると、彼女のギターの製作者は認めた人にしか作らず、学生のために作成したのは彼女が初めてだったそうです。それだけ若いころからずば抜けていたのでしょう。
まだ知る人ぞ知る、という存在ですが、クラシックギター好きの人ならみんなご存知だと思います。確かにギターの音色が素晴らしいです。ギターの質によるところも大きいのでしょうね。
タワーでも販売中ですが既に「在庫わずか」になっていますので、急いでお知らせする次第です。もっとも良い盤ですので再版もされるでしょうけれど。
価格は若干高めですが、持っていて損はないCDかと思います。
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