今回はCDの紹介です。小品集で(抜粋もあり)ほとんどが心を穏やかにするのに役立つ内容のものを選びました。
ジョン・ウィリアムスではありません。イギリスの作曲家で、日本では比較的聴かれることが少ないのではないかと思います。収録曲目は以下の通りです。
1. 「北緯49度」前奏曲
2. タリスの主題による幻想曲
3. リンデン・リー
4. 交響曲 第2番「ロンドン」 第1楽章より抜粋
5. 「すずめばち」序曲
6. 静かな午後
7. 「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント(抜粋)
8. 交響曲 第1番「海の交響曲」第2楽章
9. 「グリーンスリーヴズ」による幻想曲
10. 揚げひばり
彼もジョン・ウィリアムスと同じく映画音楽を書いています。ただ「南極のスコット」しか知りませんが。
小学校に通っていたころ、下校放送の音楽が「グリーンスリーブス」による幻想曲でした。なんとなく物悲しい雰囲気のこの曲を聴くと、友達と別れて家に帰る時の寂しさに結びついていて、今でも感傷的な気持ちになります。
元気な曲ももちろん入っています。でもこの作曲家の作品は非常に上品で、羽目を外したところがありません。聴いているととても心が和みます。
交響曲も一部が収録されていますから、興味があったらそれを入手するのもよいですね。
このCDは、晩のひと時を安らかに過ごすのに役立つことでしょう。中でもお勧めは2曲の幻想曲ですね。心地よい眠りに落ちる前のひと時にぜひご活用ください。
演奏はさまざまなアーティストのコンピレーションとなっています。
The Best of Vaughan Williams Dublin RTE Concert Orchestra 、 アンドリュー・ペニー ¥1,142
安らかな快眠をどうぞ。
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