一応現代音楽の分類になっていますが、ジャズやミニマルの語法を使ったとても聞きやすい曲です。作曲者が五十代半ばというだけのことです。新ロマン主義に分類されています。
トーキーは作品に面白い題名をつけます。「住所変更」が収められていた「オーバーナイト・メール」は残念ながら廃盤になってしまいましたが、中古の流通はあるようです。他には全集が出ているので(全曲という意味ではありません)、その中に収録されています。六枚組なので少しお高くなりますが、どの曲も聞いて楽しく、はずすことはありません。スティーブ・ライヒの中期作品やマイケル・ナイマンあたりがお好きなら絶対です。
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「オーバーナイト・メール」も「速達」「普通」「土曜配達」(翻訳に自信はありませんが)という３楽章からなる曲で、これも楽しめます。他にも「電話帳」とかサックスフォーンの四重奏などがあります。
「住所変更は」、”East 33rd Street”, “Riverside Drive”, “Bank Street”, “West 102nd Street”, “West 4th Street”, “West Houston Street”の六曲かならる１８分ほどの曲です。
こちらが紹介したかったＣＤですが残念ながら廃盤です(投稿最後まで読んでね)。
日本ではあまり受けが良くなかったのでしょうか？今でも知名度は低いまま。
アメリカでは、オリンピックの際に曲を提供したりしていて、かなり有名な作曲家だと思うのですが。評価は様々あるようです。
Ecstatic Collection – Music by Michael Torke
オーバーナイト・メールも含まれているようですが、廃盤になったCDが入っている、という形態ではありません。
あくまでも改めて収録配列しなおしたものです。(7,657円／セール6,279円) 6枚組
M.Torke: Ecstatic Orange, Bright Blue Music, Green, Purple, etc
こちらには残念ながら「住所変更」は含まれていませんが、トーキーの特徴的な音楽が収録されているので楽しんでいただくことができると思います。最後に収録されている「やり投げ」が、オリンピックの際に作曲されたものです。(2,041円／セール1,674円)
楽天、YahooともにEcstatic Orangeは販売されています。楽天のHMVホットステーションがお買い得のようです(執筆時現在)。
ありました！さすがアマゾン！・・・ダウンロード販売ですが。それでもアルバム１，５００円なら納得。
試聴もできるので気に入ったらダウンロードしてみてください。
Torke: Overnight Mail; Telephone Book; Change of Address; July; Flint
ああ、よかった。(1,500円)
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