鉄道旅行はお好きですか?
「乗り鉄」というのですね。鉄道旅行気分に浸れるかどうかわかりませんが、三人の作品をご紹介します。
オネゲル:パシフィック231
一番有名と思いますが、静止した状態から発進、全速力、ブレーキをかけて止まるまでを周囲の景色など一切お構いなく、機関車のみに注意を向けた大変ユニークな曲です。ということは「撮り鉄」向け?
最初の2分間は機関車の説明とオネゲルによる紹介です。曲は2:00からです。
ヴィラ=ロボス:バキアナス・ブラジレイラス(ブラジル風バッハ)第2番 第4曲 トッカータ:カイピラの小さな汽車
こちらもオネゲルと同様ですが、景色が目に浮かぶのがやや違いますね。小品ですが楽しい旅行ができますよ。
231の力強さに比べて、愛らしさを感じます。ブラジル風バッハ(風)は、各番号ごとに編成が違います。オーケストラ曲として書かれた第2番は4曲からなり、このトッカータで終わります。全曲楽しめるでしょう。
また、これは鉄道には関係ありませんが第5番が有名で、8台のチェロをバックにソプラノが歌うという変わった編成です。また改めて。
ナイマン:MGV
TGVに引っかけて、高速鉄道ならぬ高速音楽です。こちらは少し長編です。
「乗っている感」が強いと思いますがいかがでしょうか。聞いていると私には様々な鉄道が入れ替わり登場して、それぞれに乗り降り、お出迎え、お見送りする人々のドラマを感じます。
オーケストラと、小編成のバンドがともに演奏するコンチェルト・グロッソ、つまりビバルディとかバッハ時代の形式がとられています。合奏協奏曲と呼ばれることもあります(Wikiによるとこの翻訳は正確ではないそうです)。
オーケストラ曲にエレキ・ベースが絡むなど、新鮮な響きに満ちています。単調なようで豊穣。いつまでも聞いていたい気持ちにさせてくれます。ああ、鉄道旅行が好きな方の気持ちが少しわかったような気がします。
まずはオネゲルから。
デイヴィッド・ジンマン 、 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏。未聴ですが、タワレコで高評価。かつ安い!
(1,234円/セール987円)
シンセサイザー版。踏切の音が入っていたり、原曲の狙いと幾分違いを感じますが、迫力があります。
SACDハイブリッド版の方が在庫潤沢のようです。
(1,944 円)
次にヴィラ=ロボス。
ポール・カポロンゴ がパリ管弦楽団を振ったのがお勧めですが、Towerでは現在取り扱いがないようです。
こちらは古い録音です。がSACDハイブリッドで少々値が張りますがお勧めできます。
(3,985円/セール3,268円)
3枚組「ブラジル風バッハ」全集です。未聴。
(3,769円/セール3,091円)
ナイマンはというと。
これ1枚でしょうか?セットの中に含まれているものはあります。ナイマンにご関心があればそちらを。
(2,581円/セール2,116円)
まずオネゲル。
最初はこのジャケットが基本形でしたが、こちらは二枚組のようです。(2,478円+送料)
ナイマンは、録音はまだ一択のようですね。
オネゲルです。
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オネゲルです。
そう!この人を忘れていました。功績大だと思います。
ヴィラ=ロボスはどうかな?
そうでした、カイピラにも冨田版があったのを忘れていました。こちらです。
ナイマンはやはり1枚のようですね。
絶対に楽しいです。保証します。 (2,615円)
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