心地よくって涙が出そう。パット・メセニーグループ:「想い出のサン・ロレンツォ」

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「エレクトリック・カウンターポイント」を紹介しましたので、奏者であるパット・メセニー率いるグループを紹介します。自分はクラシック以外受け付けないと思い込んでおられる方も、きっと気に入ってもらえるアルバムです。

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美しく爽やかで心の疲れをやさしくいやしてくれる1枚です。

グループとしてはデビューアルバムで、原題は「Pat Metheny Group」とそのまんまです。
その中の最初のナンバーがご紹介する「想い出のサン・ロレンツォ」なのですが、これまた原題は「San Lorenzo」で「想い出の」は邦題です。一時期こういう余計なことをするのが当たり前の時期がありました。日本人はこういうのに弱いのでしょうか?音楽も映画もそうですね。TV番組も。

試聴機の画像もそうですが、この曲を聴くと私もやはり海が目に浮かびます。私の場合はオレンジ色に染まる眩しいキラキラした海で、ヨットの上からの情景でしょうか。とても心が和み落ち着きます。

曲の入りと終結が全く同じで、ショパンのピアノ曲(ノクターン?)にもそんな作品がありました。このキラキラ感が何とも言えません。リーダーのメセニーと盟友ライル・メイズの息もぴったりですし、歌うようなドラムスとベースも気に入っています。
二枚目のアルバムのあと、ドラマーとベーシストが替わってしまうのですが、この編成が好きだった私はちょっと残念に思ったのを覚えています。メセニーとメイズ以外のメンバーはかなり入れ替わりが多いようです。

このアルバムはどの曲も傑作ぞろいですが、サン・ロレンツォはその中でも白眉ですね。圧倒的な美しさと自由さを持っています。メセニーは以降も傑作を次々と生み出していますし、どれも手放したくないものですが、もし1枚だけ残せと言われたらこれになるでしょう。

この中には以前少し言及した「フェイズ・ダンス」も入っています。「フェイズ」という言葉からライヒを意識しているのかと思いましたが、真偽は定かではありません。もちろんミニマルミュージックではありませんし、はっきりとしたメロディーも持っています。ただ背後でずっと鳴り続けているバターンにライヒを感じました。

以前、仲間たちとスキーに行くときにいつも流していたので、今聴くとスキーのイメージも浮かんでしまいます。春を慈しむような曲もあります。とはいえ、どんな季節でも楽しめるところはさすがだと思います。

あまり具体的な内容を書けなくてすみませんが、メセニー一押しです。本当は全アルバムを紹介したいくらいですが…。

 

想い出のサン・ロレンツォ Pat Metheny ¥1,620 発売日 2016/10/26 送料無料

想い出のサン・ロレンツォ Pat Metheny Group ¥1,851 送料無料

予約して待つのが節約になりますね。この1枚が売れ続けている証拠でしょう。

 


想い出のサン・ロレンツォ Pat Metheny Group ¥1,620 発売予定日は2016年10月26日です

 


Pat Metheny Group 想い出のサン・ロレンツォ SHM-CD 1,620円
こちらは2016年度版です。

 

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価格:1620円(税込、送料無料) (2016/9/10時点)

こちらは予約版ですね。(既に発売され価格も安く)

 

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