珍題名色々あれど。マイケル・トーキー:「住所変更」

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一応現代音楽の分類になっていますが、ジャズやミニマルの語法を使ったとても聞きやすい曲です。作曲者が五十代半ばというだけのことです。新ロマン主義に分類されています。

トーキーは作品に面白い題名をつけます。「住所変更」が収められていた「オーバーナイト・メール」は残念ながら廃盤になってしまいましたが、中古の流通はあるようです。他には全集が出ているので(全曲という意味ではありません)、その中に収録されています。六枚組なので少しお高くなりますが、どの曲も聞いて楽しく、はずすことはありません。スティーブ・ライヒの中期作品やマイケル・ナイマンあたりがお好きなら絶対です。

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鉄道ファンに勧める音楽 オネゲル、ヴィラ=ロボス、ナイマン

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鉄道旅行はお好きですか?

「乗り鉄」というのですね。鉄道旅行気分に浸れるかどうかわかりませんが、三人の作品をご紹介します。

オネゲル:パシフィック231

一番有名と思いますが、静止した状態から発進、全速力、ブレーキをかけて止まるまでを周囲の景色など一切お構いなく、機関車のみに注意を向けた大変ユニークな曲です。ということは「撮り鉄」向け?

ヘッドフォン最初の2分間は機関車の説明とオネゲルによる紹介です。曲は2:00からです。

ヴィラ=ロボス:バキアナス・ブラジレイラス(ブラジル風バッハ)第2番 第4曲 トッカータ:カイピラの小さな汽車

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憂鬱な雨を吹き飛ばそう!ルロイ・アンダーソン:諸作品

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東京はまだ梅雨です。
今年は比較的ジメジメせず涼しいのですが、うっとうしい季節であることは確かです。

こんな時に気分をバーッと明るくさせてくれるのが、ルロイ・アンダーソンの諸作品です。お馴染みの方も多いかと思います。聴けば、アッ知ってるという方も。

トランペット吹きの休日ヘッドフォン、タイプライターヘッドフォン、プリンク・プランクヘッドフォン、フィードル・ファードルヘッドフォン、ワルツを踊る猫ヘッドフォン、などなど。

どれを聞いても気分は明るくなります。

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朝のさわやかな目覚めに!バッハ:無伴奏チェロ組曲第一番

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連休は終わってしまいましたが、休日の朝目が覚めた時にこの前奏曲が流れてきたら最高にさわやかでしょうね。

曲は

第1曲:前奏曲
第2曲:アルマンド
第3曲:クーラント
第4曲:サラバンド
第5曲:メヌエット
第6曲:ジーグ

です。リラックスするので寝るときでもよいのですが、柔らかな朝日を感じるような前奏曲に心も洗われるようです。
きっとどこかで聞いたことがあると思います。

ヘッドフォン前奏曲

チェリストはヨーヨー・マでいかがでしょうか。
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疲れを吹き飛ばそう!ニールセン:交響曲第4番「消し難きもの」

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以前より日本語版では「不滅」の名で知られてきた交響曲です。原題は「消し難きもの」「消し去り難いもの」という意味で、厳密にいえば「不滅」ではありません。最近のCDでは原題に近い訳が用いられることもあります。

「不滅」と言えば「消すことのできないもの」になってしまいますが、「消すことの難しいもの」というニュアンスが近いと思います。それは人間の持っている「信念」とか「信条」、または「意志」のようなものではないかと思うのですが、どうでしょうか?

第一次世界大戦中に書かれたものですが、「個」が「マス」に飲み込まれていく時代にあって、失いたくない、失ってはならない、死以外の何物によっても消し去ることのできない強固な意志を感じさせる音楽です。

はて?「疲れを吹き飛ばそう!」というからにはリラックス系の音楽がお勧めではと思われたかもしれません。この曲の中にはそのような部分も含まれています。が、それ以上に「よし!やるぞ!」という気持ちになる、闘志の湧いてくる音楽なのです。これが諦念や小さな悩みを吹き飛ばしてくれます。

ヘッドフォン冒頭~ ヘッドフォン第4楽章。6:10からのティンパニバトルが圧巻。ちょっと伝わらないかも。

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