厳しさの中の緩徐楽章に癒される。J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第5番 BWV.1056

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全体としてはヘ短調の気持ちやや重い曲です。冬の厳しさを感じます。しかし三楽章形式の第二楽章、緩徐楽章がなんともいえず温かく心をとろかします。ビバルディの「冬」もそうですが、協奏曲の緩徐楽章は何という美しさを湛えているものなのでしょう。モーツァルトのクラリネット協奏曲しかり、バーバーのピアノ協奏曲しかり。まさに作曲家の腕の見せ所なのでしょうね。

この協奏曲は全楽章合わせても10分足らずの短い曲ですが、さすがはバッハというべきか密度の高い澄み切った音楽です。非常に聴きやすい、と言うと語弊がありますが、小難しいことを考えなくても素直に聴くことができます。もちろんバッハの時代ですから独奏楽器はチェンバロだったわけですね。

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早くも冬を感じるこの季節にほっこりと。J.S.バッハ:「ゴルトベルク変奏曲」

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今年は何となく秋が短かったように感じます。自然災害が多く、秋の風情を感じるゆとりがなかったからかもしれません。被災地の方々にはお見舞い申し上げます。既に寒さが増してきているようです。日なたにいるときは温かいのですが、風が冷たいです。

こんな時期には、心をほっこりと温かくする音楽を聴きたくなります。大バッハの「ゴルトベルク変奏曲」は、もうメジャー中のメジャーですが、演奏会などではあまり取り上げられることは多くないように感じます。

 G.グールドによるピアノ演奏による主題(アリア)

 チェンバロ演奏による主題(アリア)

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原曲って何だろう。ヘンデル:組曲「王宮の花火の音楽」

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華々しく明るい曲です。元気が出ます。

戦争の終結を祝って催された花火大会のために作曲されました。もともとは軍楽隊によって演奏するために作曲されましたので、大規模な管楽器のための曲でした。そののち管楽器を減らし弦楽器を加えて、管弦楽合奏版に編曲しました。ですから、原曲からすぐに自分自身で編曲がなされたわけです。その後今日のオーケストラのために編曲されました。ですからほとんどの場合、私たちは原曲ではなく編曲を聴いているのです。

序曲(全五楽章です)

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早起きして爽やかな朝の時間を。バッハ:管弦楽組曲第3番

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今日はバロック。一日を爽やかに始めるのにふさわしいバッハの管弦楽組曲第3番です。

序曲では、甲高いトランペットの響きで脳をすっきりとさせてくれます。第2曲は編曲されて有名な「G線上のアリア」となりました。ゆったりとした朝食タイムを演出してくれます。

リヒターの指揮。懐かしいLPです。

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調性の違いをあなたは聞き分けられますか?J.S.バッハ:「平均律クラヴィーア曲集」

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続けてバッハです。この曲集は、ハ長調の前奏曲とフーガ、次がハ短調の前奏曲とフーガ、嬰ハ長調の前奏曲とフーガ・・・、といった具合に24の調性すべてを使っています。それが2巻あります。

SampleMachineバッハ平均律クラヴィーア曲集No.1 聴き比べ
(ちょうど真ん中くらいからリヒテルの演奏が始まります)

しかし、このタイトルは誤解を招きます。「平均律」というと、オクターブを均等に12に分けた調律のように聞こえます。でもそれなら、どの曲も移調して演奏することができ、音高こそ違うけれども言ってみれはカラオケのキーを変えるようなものに過ぎません。

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