音楽

楽しくって明るくって軽~い。ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調

続けてラヴェルのピアノ協奏曲です。「左手のための」が最初の作品で、こちらは2曲目の(最後の)ピアノ協奏曲になりました。実のところ、この曲の作曲の方が先に始まっていて、「左手のための」の依頼があったためにラヴェルは同時進行で作曲を進めていきま...
 スポンサーリンク
クラシック

重た~い真剣さに満ちる曲。ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲

ラヴェルにしては非常に重苦しさを感じる曲です。そして最後には力一杯に重圧をはねのけて、目もくらむような華々しさのうちに幕を閉じる感動的な音楽です。題名が示しているように、ピアノ協奏曲ですがピアニストは左手だけを使って演奏します。それは第一次...
クラシック

爽やかであるとはこういうこと。ディーリアス:組曲「フロリダ」

どんな曲?イギリスの作曲家ディーリアスの作品の中で、もっとも有名と言ってもよい曲。彼はアメリカのフロリダで過ごした時期があり、後にこの頃の印象を曲にしているようです。4つの楽章からなる40分弱の長さの曲で、構成的には6つの部分からなっていま...
クラシック

【番外編】インプレッション-ワイセンベルクの演奏するショパン:ピアノソナタ第3番

さてレビューで非常に高く評価されているワイセンベルクの演奏。一体いかなるものなのか?楽天ブックスで、入荷可能かどうか不明とのことでしたが安価でしたので早速注文したところ、意外に早く到着いたしました。今、家族と聴き終えたところです。確かに素晴...
音楽

ショパンを甘ったるい音楽だと思っていませんか?ショパン:ピアノソナタ第3番

どんな曲?有名曲ではありますが、ショパンの曲の中では比較的認知度は低いと思います。第四楽章を聴けば「あ、この曲か」と思う方が多いでしょう。いわゆるショパン的(例えばノクターン)な自由でロマンティックな曲に比べると、いくらか形式的と言いますか...
 スポンサーリンク
音楽

晩秋から早春へ。フランク:「ヴァイオリン・ソナタ」

どんな曲?晩秋から冬、そして初春へと流れる季節を歌うようなソナタです(私の抱いた印象)。結構ピアノも活躍します。原題を直訳すると「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」となり、作品にぴったり。 どんな時に聴くとよい?ソファや床に寝転んでリラッ...
クラシック

ヴァイオリンとフルート、お好みはどちら?プロコフィエフ:フルート・ソナタ(ヴァイオリン・ソナタ第2番)

とても楽しく気分が盛り上がる曲です。少しややこしい記事タイトルですが、プロコフィエフがまず作曲したのがフルート・ソナタ。聴衆の受けは好評だったのですが、なぜかフルーティストがあまり取り上げない。それで名ヴァイオリニスト、オイストラフの要望も...
クラシック

子供と一緒に聴きたい?弾きたい?ラヴェル:ピアノ連弾組曲「マ・メール・ロワ」

ラヴェルは生涯独身でしたが、子供好きで知られていました。この曲は友人の二人の子供たち(姉弟)が連弾演奏するために作曲されました。二人に献呈されています。ですから非常にやさしく書かれていて、実際ピアノ・ソロへの編曲もあるくらいです。とはいえ、...
クラシック

ユーモアとウィットと愛情にあふれるピアノ曲集。ドビュッシー:「子供の領分」

ドビュッシーは時期も合って音楽の印象主義派ともいわれます。とはいえ、彼の後継者たる作曲家はあまり見当たりません。彼の音楽、特にピアノ曲は他の追随を許さず、模倣も拒絶しているようです。それでも響きそのものの美しさを目指す楽派がその後、現代にい...
 スポンサーリンク
クラシック

音楽職人が作った銘品。ヒンデミット:「葬送音楽」

ヒンデミットというと、まず思い浮かぶのは交響曲「画家マチス」です。この曲はオペラからとられた三楽章の交響曲で非常に聴きやすい音楽です。その他というと・・・。なんだかどれもパッとしないなというのが私のイメージでした。どこかへんてこで、かたくて...
現代音楽

打楽器独奏曲の一押し。テンション・アップ、集中力アップにも。クセナキス:「サッファ」

集中力が途切れがち、ついぼんやりしてしまう、といったときに注意深く聴くと思考が鋭敏に研ぎ澄まされていく、そんな曲をご紹介します。全体に音で埋め尽くされながらも、中間部は日本の「間(ま)」を感じさせる作品です。打楽器独奏曲の名曲中の名曲です。...
現代音楽

音楽のバッド・ボーイ再び。ジョージ・アンタイル:「ジャズ・シンフォニー」

「バレエ・メカニック」で紹介した"Bad boy of Music"ことジョージ・アンタイルです。その時にも触れましたが「ジャズ・シンフォニー」をもう少し詳しく紹介したいと思います。「ジャズ・シンフォニー」と聞くと大概の方は「ああ、ガーシュ...